Claude Opus 5.5による動画制作実験:ウェブサイトからUMTの紹介映像をつくる
Anthropicの新モデルClaude Opus 5.5に、「ウェブサイトを素材にUMTの会社紹介動画を作って」と頼んでみました。素材はumt.jpの文章・画像・Labの動画だけ。three.jsで一コマずつ描き、音楽も自前で合成した60秒の映像が、自律的な手直しを含めて約30分で仕上がりました。
GPT-6 Astraによる動画制作実験に続いて、今度はAnthropicのClaude Opus 5.5で試しました。お題は「ウェブサイトを素材にUMTの会社紹介動画を作って」。依頼はこの一文だけで、構成・映像表現・音楽まで任せています。
素材はウェブサイトだけ
Opus 5.5が使ったのは、このサイトにすでにある文章と画像、Labの動画だけです。ビジョンやミッション、事業領域の説明はサイトの文言から、実績名や受賞歴は実績・Labのページから引いています。トップページにある青い球体を主役に選び、場面をつなぐ役を持たせたのもOpus 5.5の判断です。
60秒の構成
- 0〜6秒 Vision:浮かぶ球体と「データは、世界を理解するための基礎となる言語へ。」
- 6〜12秒 Title:球体が集まってumtのロゴになり、Data with HUMANITYを示す
- 12〜17秒 Mission:球体が地球に変わり、人が情報の多くを視覚から得ることを伝える
- 17〜42秒 Works:3D空間に並べた作品パネルを巡る。NHKの新型コロナウイルス3次元系統樹、日本科学未来館「ジオ・スコープ」などの実績3件と、Earthquake WorldなどLabの5作品
- 42〜50秒 Solutions:6つの事業領域を6つの立体で表す
- 50〜60秒 UMT・End:球体のネットワークと一橋大学発ベンチャーの紹介、ロゴで締める
動画生成AIではなく、コードで描いた映像
この動画は、映像を直接生成するAIでつくったものではありません。Opus 5.5がJavaScriptの3Dライブラリthree.jsで場面を組み、ブラウザで1コマずつ描いた画像をつなげてmp4にしています。どのコマも時刻から一意に決まるように書かれているため、同じコードからいつでも同じ映像を書き出せます。
音楽も外部の素材は使わず、Pythonで合成したオリジナル曲です。テンポを120BPMにして、場面の切り替わりを拍にそろえています。書き出したコマを確かめて、カメラが作品パネルを突き抜ける箇所を見つけて直すといった手直しも、Opus 5.5が自分で進めました。ここまでで約30分です。
Astraの実験との違い
Astraの実験では、公的統計を自ら探して数字の動きを見せる動画になりました。今回のOpus 5.5は、手元にある素材を読み込んで一本の流れに編集し、会社の紹介として見せ方を組み立てています。短いお題から何を読み取り、どう形にするか。モデルごとの違いが見えた実験でした。
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