言葉の星図 — NHK紅白76回の歌詞データを3D銀河として旅する



NHK紅白歌合戦 76回分(1951–2025年)の歌詞から抽出した単語を、fastTextベクトルとUMAPで3D空間に配置し「言葉の銀河」として可視化するインタラクティブなWebアプリケーション。星(単語)・星座(意味クラスタ)・銀河(時代の粒度)という視覚階層を軸に、10年単位のタイムラインで粒度を切り替えながら、紅組・白組の言葉の偏りや「未来」「世界」「生きる」といったテーマ語の意味変化を、近傍語ネットワークと年代の社会的背景とともに探索できます。
「言葉の星図」は、NHK紅白歌合戦 76回(1951–2025年)の出場曲の歌詞から抽出した単語群を、fastTextベクトルとUMAPによる3次元空間に配置し、「言葉の銀河」として旅するインタラクティブな3D可視化プロジェクトです。星(1つの単語)・星座(意味の近い単語のかたまり)・銀河(全景/元号/10年/5年という時代の粒度)・宇宙(作品全体)という入れ子の視覚階層で、76年分の歌詞データの意味構造を探索できます。
画面下部の10年タイムラインを操作すると、粒度が全景 → 元号 → 10年 → 5年と連続的にモーフしながら切り替わります。「未来」「世界」「生きる」といったテーマ語を選ぶと、そのテーマに意味的に近い単語同士を結ぶ近傍語ネットワークが浮かび上がり、右パネルには時代ごとの象徴的な出来事・年代別の社会的背景が表示され、テーマ語の意味が時代とともにどう移り変わったかを読み解けます。単語星は紅組・白組どちらでより多く歌われたかに応じてWHITE→GOLD→REDのグラデーションで色付けされます。
主な機能
- 星(単語)・星座(意味クラスタ)・銀河(時代粒度)・宇宙(全体)の入れ子の視覚階層
- 10年タイムラインによる全景/元号/10年/5年の連続的な粒度切り替え(semantic zoom)
- テーマ語選択による近傍語ネットワークと意味の変化の可視化
- 紅組・白組の歌唱比率をteam_biasとして色(WHITE→GOLD→RED)で表現
- 右パネルに時代ごとの象徴的出来事・年代別社会的背景を接続
- 遠景ではprocedural Nebula Impostor、近景ではパーティクル点群に距離クロスフェードするLOD
- モバイル対応レイアウト。星座図ビューでは単語タップで詳細シートを表示
データソース
- NHK紅白歌合戦 76回(1951–2025年)の出場曲データ
- MusicBrainzによる楽曲メタデータ
- Genius API / Wikipedia楽曲記事の歌詞テキスト(embedding生成のみに使用し、原文は非公開)
- fastText cc.ja.300(Facebook AI, CommonCrawl学習)による単語ベクトル
- Wikipedia由来の時代ごとの象徴的出来事(curated data)
- GPT生成の年代別社会背景材料
本作品は、可視化情報学会主催「第53回可視化情報シンポジウム アートコンテスト 2026」に入選し、2026年8月7日〜8日のシンポジウム会場での展示および一般投票・最終審査の対象となっています。なお本作品はUMT株式会社が業務として受注・納品したプロジェクトではなく、制作者個人の研究・創作活動として制作・応募したものです。また、NHKおよび同局公式コンテンツとは無関係に、公開情報をもとに独自に制作した非公式の可視化プロジェクトです。
- Member桑原真一郎
- CategoryData Visualization
- Teamumt
- Award第53回可視化情報シンポジウム アートコンテスト 2026 入選


